大学入試センター試験で社会科系教科の問題冊子の配布漏れが相次いだ問題で、本来は再試験の対象となる受験生のうち、２大学が担当した数十人が漏れていることがわかった。これらの受験生への救済措置は取られない。センターと大学の連携不足で、救済でも不公平が生じている。

　ミスがあった８１会場を担当した全国６９大学への取材でわかった。センターによると、再試験の対象は配布漏れがあった教室にいた全ての受験生。直接、配布漏れの対象ではなくても、心理的な負担などを考慮し、対象に含めた。これを前提にセンターは１８日、再試験対象を３４６２人と発表（２０日に３４５２人に修正）した。

　しかし、埼玉大で、配布漏れ（１人）があった教室で受験した３９人のうち、３８人は選択通りに問題冊子が配られたとして再試験の対象から外された。駒沢大でも複数の受験生がいた教室で配布漏れ（１人）があったが、他の受験生は対象外とされた。駒沢大の入試担当者は「実情に照らし、現実的に判断をした」と話し、教室にいた人数は公表していない。

　一方で鹿児島大ではセンターの指示通り、配布ミスがあった教室の受験生全員９５人を再試験の対象にした。うち配布漏れがあった５人は再試験を希望せず、別の７人が受験するという。同大は今回の救済について「逆に不公平になる」とセンターに問い合わせたが、指示は変わらなかったという。東京国際大や県立広島大、九州大でも同様の事態が起きている。

ttp://www.asahi.com/national/update/0121/TKY201201200731.html?ref=rss
「生き馬の目を抜く」という慣用句がありますね。
生きてる馬の目を抜き取るほど、事をするのに素早いという
こと。すばしこくずるいこと。油断ならないこと。
いや〜〜見習いたいですｗｗ






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