ナイフも所持「数日前から路上生活」　バス襲撃の容疑者
　茨城県取手市のＪＲ取手駅西口で１７日朝、バス内で男が包丁で乗客に切りつけるなどしてけがをさせた事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された住所不定、無職斎藤勇太容疑者（２７）が、包丁のほかに果物ナイフを所持していたことがわかった。調べに対して「自分の人生を終わりにしたかった。誰でもよかった」と切りつけたことは認めているが、「殺すつもりはなかった」と殺意は否定しているという。

　県警は同夜、同県守谷市にある斎藤容疑者の実家を家宅捜索。犯行の経緯や詳しい動機について調べを進めている。

　けが人は１人増え、私立江戸川学園取手中学・高校の中学生４人、高校生８人、成人女性２人の計１４人となった。

　県警などによると、斎藤容疑者は１７日午前７時４０分ごろ、「江戸川学園」行きのバスに後部ドアから乗り込み、同校の生徒らに次々と包丁で切りつけた。後ろに止まっていた２台目のバスに乗り込んで乗客を襲ったが、車内で乗客らに取り押さえられた。

　県警は２台目のバスの中から包丁（全長２５センチ）のほかに果物ナイフ（同２０センチ）を押収。捜査関係者によると、うち１本について斎藤容疑者は「１年前に１００円ショップのようなところで買った」と供述。また「数日前から路上生活をしており、前日の夜は実家のある守谷市の野外で寝て、現場まで歩いてきた」と説明しているという。所持金はほとんどなかったという。

　茨城県内の県立高校で斎藤容疑者と同級生だった男性（２７）はニュースを見て「ひょっとしたらあいつか」と驚いた。高校時代の印象は「おとなしく読書好き」。いつも教室で夏目漱石などを読んでいた。同級生と交わらず「目立たず暗かった」という。

　複数の近所の人によると、斎藤容疑者は数年前に母親を亡くし、父親と暮らしていたという。隣に住む女性は「おっとりしていて、おとなしくていい子だった」という。別の女性は「最近は全く姿を見たことがなかった」と話した。


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「頭を下げる」と言いますね。
お辞儀をする。頼む、相手の力に屈する、降参する。謝る、許しを請う。
感心する。といった意味ですね。頭が上がらないとかも似た意味でしょう
ね。あいつには頭が上がらないって言われたいな〜。。いつかｗ

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