非常に強い台風１５号は２１日、和歌山県・潮岬の南の海上を時速約３５キロで北東へ進んだ。前線の影響もあり、西日本や東日本の各地で激しい雨が降った。台風は２１日夕方には関東に近づく恐れがある。気象庁は広い範囲で、大雨、暴風や高波への警戒を呼びかけている。

　気象庁によると、台風１５号の中心気圧は９５０ヘクトパスカルで、最大瞬間風速は６０メートル。中心から南東側１５０キロ以内と北西側７０キロ以内で風速２５メートル以上の暴風となっている。既に紀伊半島が台風の暴風域にかかり、局地的に１時間に５０〜７０ミリの非常に激しい雨が降った。２１日午前９時までの２４時間雨量で、西日本や東日本で３００ミリ、東北でも１５０ミリを超えた所が出てきた。

　台風は速度を上げながら、本州に上陸後は北東方向に抜けていくと見られるが、２２日昼までの２４時間に関東、甲信で３００ミリ、東海や東北で２５０ミリの雨が降る恐れがある。北海道、東北では、２２日も非常に激しい雨が予想されている。

　また、風にも注意が必要で、陸上の最大風速は近畿や東海、関東では２５メートル、東北では２０メートルになる見込み。海上ではさらに強い風が吹くという。さらに東日本大震災で地盤が沈下している被災地などでは、高潮への注意も必要だという。

　交通も乱れた。２１日朝から、中部空港や羽田空港を発着する便を中心に、欠航が相次いで決まった。国内線では午前１１時までに、日本航空が午後の羽田発着便を中心に２０６便、全日空が主に中部発着便で１１６便が欠航。また、スカイマーク４０便、日本トランスオーシャン航空１１便が運航を見合わせた。

　また、ＪＲ東日本によると、山形新幹線は大雨のため、福島―新庄（山形県）の全線で始発から運転を見合わせ、午前９時過ぎに、２１日いっぱい運休することを決めた。

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「好い面の皮」ってよく言いますよね。
とんだ恥さらし。良い迷惑。再三再四悪い目に逢って、馬鹿
馬鹿しくなるようだ。不幸や失敗を自嘲して、また、不幸な
相手に同情したり、嘲ったりするときに使う。






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