水俣病被害者救済法に基づく新救済策を申請し、原因企業チッソから一時金２１０万円を受け取った被害者が昨年１２月末までに２万４２３人にのぼることがわかった。申請から支払いまでは最も早くて半年ほどとされ、昨年６月末までの申請者の総数と比べると、７割強を占める。

　救済対象と認められた人数や割合については、被害者団体などが強く公表を求めているが、国や熊本県などは「判定事務に支障が出る恐れがある」などとして一切公表していない。

　チッソは１２日、昨年１２月に総額２４億９４００万円余りの一時金を支払い、２０１２年３月期決算に特別損失として計上することを明らかにした。１１８８人に支払った計算になる。チッソによれば、それ以前は１０年５月の申請の受け付け開始から昨年９月までが３６８億４５００万円余り（三つの患者団体への団体加算金３１億５千万円を除く）、昨年１０月が１９億６３００万円余り、１１月は１５億８３００万円余り。人数を割り出せば、それぞれ１万７５４６人、９３５人、７５４人となり、１２月の分を合わせて２万４２３人にのぼる。

　新救済策の申請から一時金受け取りまでの期間は様々だが、最も早くて半年程度とされる。熊本県によると、昨年６月末までの申請者数は熊本１万６０８２人、鹿児島１万１７４０人の計２万７８２２人。これに対する一時金を受け取った被害者の割合を計算すると７３．４％に当たる。（田中啓介）

ttp://www.asahi.com/national/update/0112/SEB201201120046.html?ref=rss
小さいところが大きいところに飲み込まれていく。。
自然界では食物連鎖という当たり前の事が日々起きているわけで、
人間も動物なわけで、、、、。自然の摂理といえますね。






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