住宅金融支援機構をめぐる贈収賄事件で、機構の元営業推進室長・久世悟容疑者（５２）＝収賄容疑で逮捕＝が、贈賄側が住宅ローン取扱会社となるための金融会社との買収交渉を一手に担い、買収後の役員就任を画策していたことが関係者への取材でわかった。

　警視庁のこれまでの調べでは、久世容疑者は２００７年冬、贈賄側の住宅ローン貸付会社「住宅金融モーゲージ」がフラット３５の取扱会社に認定されるのが難しいことを知り、すでに取扱会社となっていた金融会社（東京都港区）の買収をモーゲージ社に提案したことが判明した。

　捜査関係者によると、久世容疑者はその後、資金を提供するスポンサーを探し出し、自ら買収交渉に臨んでいたことが新たにわかった。関係者の説明では、買収が実現した場合、久世容疑者は金融会社の役員に就任しようと計画。その１年後には社長に昇格するという約束を金融会社側とかわしていたという。

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「徒の火宅」という慣用句があります。
儚く悩み多いこの世。。という意味らしいです。
そういわれれば、すごく儚いような気になってきますね〜。
何にしても先人の残して知恵はありがたいものです。


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