福岡に初夏を告げる「博多どんたく港まつり」が３日、福岡市で始まった。５０周年の今年は、九州新幹線の全線開通などを祝い２４年ぶりに博多駅前の目抜き通りが「どんたく広場」になったほか、東日本大震災からの復興を祈る横断幕やバルーンもお目見え。例年並みの約１２０万人（主催者発表）が訪れた。４日まで。

　はかた駅前通りと市中心部の明治通りを主会場に、名物のパレードには延べ３９１団体・約１万８千人が参加。しゃもじをたたく特有の踊りや吹奏楽のチームなどが練り歩いた。「がんばろう！！日本」の横断幕を手に行進したガールスカウト隊の忠津杏さん（１１）らは「私たちの元気を被災者に贈りたい」と話していた。


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