新日鉄釜石母体のラグビーチーム、選手１人と連絡取れず
　日本ラグビー協会によると、東日本大震災の被災地となった岩手県釜石市に本拠を持つクラブチーム「釜石シーウェイブス」の選手、スタッフは、１人の選手をのぞき、無事が確認されたという。高橋善幸ゼネラルマネジャー（ＧＭ）から１３日、協会関係者に連絡が入った。

　高橋ＧＭによると、消息が分からないのは新人の小原一志選手（２３、白鴎大）。小原選手は同市内にある県立の養護学校に勤務している。

　ほかの選手、家族らはクラブハウスに集まり、避難しているという。そばにあるグラウンドは無事だった。

　シーウェイブスは１９７０〜８０年代にかけて日本選手権７連覇を果たし、「北の鉄人」と称された新日鉄釜石を母体とするクラブ。２００１年に設立され、現在はトップリーグ下部のトップイーストに所属している。


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