東金女児殺害事件、１７日に初公判　精神状態が主な争点
　千葉県東金市で２００８年９月に保育園児成田幸満（ゆきまろ）ちゃん（当時５）が殺害された事件で、殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職勝木諒被告（２３）の初公判が、１７日に千葉地裁（栃木力裁判長）で開かれる。１３日の公判前整理手続きで決まった。判決は来年３月４日に言い渡される予定。

　千葉地裁や被告の弁護人によると、殺人や死体遺棄、未成年者略取のいずれの罪についても起訴内容に争いはないという。被告には軽度の知的障害があり、（１）裁判の内容を理解できるか（２）犯行当時、自分の行動に責任を負えるような精神状態にあったかが主な争点になる。千葉地検は簡易鑑定や精神鑑定の結果から「被告は完全責任能力がある」と判断し、起訴した。

　また、公判では幸満ちゃんの母親や祖父母の計３人が被害者参加制度を利用し、意見陳述などをする予定。

　起訴状によると、勝木被告は０８年９月、東金市内の路上で幸満ちゃんを抱きかかえて自宅に連れ去り、浴室の水を張った浴槽に押さえつけて沈め、溺死させて殺害。遺体を市内の資材置き場付近に捨てたとされる。


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命の重さって変わらないと思います。
そこらへんにいる野良犬の命と人間の命、どちらが尊い？
それは誰にも決められないと思うんですよね。

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