水産庁は３日、岩手、宮城の両県に、養殖業などに使う小型船の仮設修理場を１０カ所設けると発表した。両県では東日本大震災の津波で計約２万隻の漁船が被災。修理する造船所の多くも被災し、軽微な修理で直るのに使えない船が多い。８月までに１トン前後の小型船１千隻を直す目標だ。

　１０カ所のうち岩手県３カ所、宮城県４カ所分の用地は確保できたという。同県南三陸町には５月末に仮設修理場ができ、今月１０日から作業を始める。

　船体の亀裂やへこみなどの修理を想定し、１隻あたり３０万円程度の修理費を見込む。費用の３分の１を船主の負担とし、残りは国と県が補助する。

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「生かさず殺さず」といいますね。
積極的に生かそうともしないし、殺そうともしないという意味
で、中途半端な状態において苦しめる。やっと生きてゆける
程度の過酷な状態に置いておくこと。


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