「ダッペエ」方言から生まれたっぺ　千葉・館山
　房総の方言「〜だっぺ！」から生まれた雑種犬の「ダッペエ」が、千葉県館山市のマスコットキャラクターに決まった。同市出身のアニメ作家、文原聡さん（３５）の作品で、６日の市長会見で披露された。近くの保育園を訪ねた着ぐるみは、園児たちの人気を集めた。
特集ゆるキャラ
　文原さんは、２００５年に放映されて大反響だったＴＶアニメ「ザ・ワールド・オブ・ゴールデン・エッグス」の原案・脚本・監督・アニメーション担当。数々のヒットＣＭを手がけている。文原さんの活躍を知った市側が昨年７月にキャラクター制作を要請し、文原さんは無償で協力を約束した。

　「ダッペエ」は首に南総里見八犬伝の８個の玉を着け、口は横から見ると「ぺ」の形、ワンワンでなく「ペエペエ」とほえる。しゃべるときは語尾に「っぺ」を付ける。八犬伝登場の神犬「八房」の「親戚の末裔（まつえい）の知り合いの親戚」筋とか。

　文原さんは「海や花ではなく、館山しかないものをと考えて方言に行き着いた。『〜っぺ』は茨城や千葉でも使うが、先に使った者の勝ちだと思う。このキャラクターは、ほどよく気持ち悪くて結構気に入っている」と語った。

　市では「ダッペエ」の商標申請を済ませ、着ぐるみ、ポスターなど広報グッズも作った。市内の各種イベントや学校、民間施設に出没させる予定だ。


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「行き詰る」といいますね。
物事がうまく進まないで、どうにもならない状態になる。
また、物事の極限に達する。ゆきあたる、ゆきづまる。
この壁を壊すことができればまた、新たな光が見えるわけですね。

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