「大たこ」新しい屋台にも撤去命令　大阪市、期限は９日
　大阪・道頓堀の名物たこ焼き店「大たこ」が大阪市の土地から立ち退くよう命じられた判決の確定後、元の場所から数メートル離れた市道上に新しい屋台を設けたとして、市は７日、道路法に基づき店側に撤去命令を出した。撤去期限は９日で、市は店側が応じなければ行政代執行の手続きに入り、強制撤去する方針。

　立ち退きを命じる判決は７月に最高裁で確定。市によると、店側は１１月下旬に旧屋台をいったん撤去したが、西側に隣接する市道に新屋台を設置した。平松邦夫市長は７日の記者会見で「単に場所をずらすのは脱法行為だ」。店側代理人の弁護士は「通行の妨害にはなっていない。市は話し合いに応じるべきだ」と話している。


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