焼き肉チェーン「焼肉酒家（さかや）えびす」の集団食中毒事件で、都道府県の食品衛生担当者でつくる「全国食品衛生主管課長連絡協議会」が２００２年から毎年、生食用の肉について、食品衛生法に基づく罰則付き基準を作るよう厚生労働省に要望していたことがわかった。

　同協議会は毎年、都道府県から食品の安全対策について要望を集め、厚労省に提出している。昨年６月に出した要望では、輸入食品対策や農薬の基準など１４項目の要望のうちのひとつとして、生食用の肉について罰則付きの基準を求めた。

　細菌が付着するおそれがある肉の表面を削り落とすなど、生食用の肉の取り扱いを定めた厚労省の衛生基準には強制力がない。このため、同協議会は、飲食店などを十分に指導できないとしていた。

　協議会事務局の東京都食品監視課の担当者は「国にはもっと早く対応してほしかった」と話している。

　厚労省基準審査課は「すべての要望に応えることは難しい。肉を生で食べるリスクを伝える啓発活動については要望を受けて取り組んできた」と説明。その上で「生食用の肉で、今回のような重大事案が起きていなかったため、罰則までは設ける必要はないと判断していた」としている。


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本を読むのは好きなんですが、今はそんな時間がありません。。
やはり社会人になって家庭を持つとそういう時間はほとんどなくなり
ますね。読むのは仕事に関係しているものに限られてきます、、ｗ


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