一票の格差訴訟、高裁宮崎支部も「違憲状態」
　昨夏の参院選で最大５倍の「一票の格差」が生じたのは憲法が定める法の下の平等に反するとして、弁護士らのグループが選挙の無効を求めた訴訟の判決が２８日、福岡高裁宮崎支部であった。横山秀憲裁判長は「違憲状態」との判断を示した。選挙の無効請求は退けた。

　原告側は、昨年７月１１日に投開票された参院選で、有権者数が全国最少だった鳥取を１票とすれば、宮崎は０．５２票の価値しかないと主張。格差が１．９２倍として、憲法が規定する「正当な選挙」に基づく選挙権の平等の保障に反するなどとして、選挙は憲法に違反し無効だと主張した。

　このグループは原告や代理人として、昨夏の参院選で生じた一票の格差をめぐり、全国１４の高裁・高裁支部で選挙区別に計１５件の裁判を起こした。２７日までに９件の判決があり、判断は「違憲」が２件、「違憲状態」が７件だった。一方、別のグループが起こした同様の訴訟では、東京高裁が「合憲」との判断を示した。いずれも選挙無効の請求は退けられている。


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「預かり物は半分の主」という言葉があります。
人の物を預かれば、半分は自分の物と思っても差し支えないこと。
そうなんか〜。じゃあ人の物を預かったら次から半分の所有権を主張し
ようｗｗｗ

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