千葉・東金幼児殺害　被告に懲役２０年を求刑
　千葉県東金市で２００８年９月、保育園児成田幸満（ゆきまろ）ちゃん（当時５）が殺害された事件で、殺人や死体遺棄などの罪に問われた無職勝木諒（りょう）被告（２３）の公判が２０日、千葉地裁（栃木力裁判長）で開かれた。検察側が論告で懲役２０年を求刑したのに対し、弁護側は、勝木被告の軽度の知的障害を理由に、裁判を続けることが困難などと主張し、結審した。判決は３月４日。

　公判では、軽度の知的障害があると診断されている勝木被告について、（１）裁判の内容を理解できる能力が備わっているか（２）殺害時に刑事責任が問える状態だったか――が争われている。

　検察側は論告で、公判での精神鑑定医の証言などから「（裁判で）被告は自分の立場や、有利、不利をわきまえていた」として、裁判を理解する能力はあると指摘した。幸満ちゃんを殺害した後、遺体や衣服を捨てて証拠隠滅を図ろうとしたことなどから、「善悪の判断能力、その判断に従って行動する能力は失っていなかった」と述べた。

　一方、弁護側は最終弁論で、知的障害の影響で勝木被告は「裁判で自らを防御することができない」などとし、改めて公判手続きの停止を求めた。さらに、仮に公判手続きの停止が認められなくても、殺害時には心神耗弱状態だったとして減刑を求めた。

　論告によると、勝木被告は０８年９月２１日午前、東金市内の路上で見かけた幸満ちゃんを抱きかかえ、近くの自宅に連れて帰り、水を張った浴槽内で体を押さえつけるなどして殺害。遺体を近所の資材置き場付近に捨てたとされる。

　公判には被害者参加制度を利用し、幸満ちゃんの祖父が出廷。被告への量刑について「ゆき（幸満）ちゃんの命を奪ったのだから、最低限、命をもって償うべきだ」と涙ながらに意見を述べた。


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「行き付け」とよくいいますね。
行き慣れている事。また、その場所。
何か行き付けっていうとサラリーマン行き付けの居酒屋みたいなイメージ
がありますが、普通に使えそうな言葉ですね。

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