東郷平八郎直筆の年賀状見つかる　日露戦争前、義姉宛て
　東郷平八郎元帥（１８４８〜１９３４）が日露戦争の２年余り前に故郷鹿児島の義姉へ出した年賀状が見つかり、直筆と鑑定された。海軍の舞鶴鎮守府初代司令長官に就いた年の筆。１９０５年の日本海海戦で連合艦隊を率いてロシアのバルチック艦隊を破って世界に知られる前で、私書は極めて珍しい。

　年賀状は封書で消印は明治３４（１９０１）年１２月３１日。

　縦１８センチ、横６１センチの和紙に墨書で「新年之（の）嘉慶　目出度（めでたく）　申納候（もうしおさめそうろう）　先以（まずもって）　御一同皆々様　御揃（そろい）　御重年　被遊御坐（ござあそばされ）　欣賀之至り　奉存（ぞんじたてまつり）候　随而（したがって）　爰許（ここもと）皆々　無異議（いぎなく）越年　罷在（まかりあり）申候（略）」〈新年おめでとうございます。皆様おそろいでお年を重ねられ、喜ばしい限りと存じます。こちらも無事年を越しました〉とある。

　差出人は「丹後國舞鶴鎮守府官舎　東郷平八郎」。宛先は「鹿児島洲鹿児嶋山ノ口町三十五番戸　小倉竹子様」。東郷家の系図によると、竹子は平八郎の兄、小倉壮九郎の妻。壮九郎は西南戦争（１８７７年）で西郷隆盛と運命を共にして亡くなった。東郷のひ孫で海上自衛官の東郷宏重さん（５１）は「残された身内を気にかけていたのでしょう」と、思いをはせる。

　年賀状は京都府長岡京市の無職今北昌宏さん（８２）の自宅に眠っていた。明治末に鹿児島地裁判事などを務めた祖父が手に入れたらしい。舞鶴鎮守府の流れをくむ海自舞鶴地方総監部（京都府舞鶴市）に６年前に寄贈され、１０４年ぶりに戻った。朝日新聞記者の依頼で、比較筆跡鑑定研究所（川崎市）が鑑定した。年賀状は公開していない。



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昨日友達が実らぬ恋をしている事を聞かされました。。
相手の方には妻と子供がいるんだとか、、、、。
やはり誰かを犠牲にして得る幸せって、ないんじゃないかな…。

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