夕暮れの流星群
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ITpro SPECIAL:今こそ、備えを!想定外のリスクに対応するためのBCPソリューションガイド
クラウドがBCPの観点から有効であることは、本連載においても数度にわたり紹介してきた。アプリケーションやシステムを所有せず、ネットワークを通じたサービスとして「利用」することで、自社が被災しても止まらない業務システムを構築し、震災時にも最悪の事態を免れた企業は多い。
だが、真にBCPに有効なクラウドサービスを選択するためには、その提供基盤であるベンダー側のデータセンターの運用体制などにも着目することが重要だ。なぜなら、業務をクラウドに移行しても、データセンター自体がダメージを受け、クラウドサービスの提供がストップしてしまえば、結果、企業の事業継続はままならないからだ。つまり、BCPを考える際には、運用・管理体制までを含めたデータセンターの品質についても精査する必要があるのだ。
その点NECでは、災害や電力不足といった状況にも耐えうる堅牢なデータセンターの設置に加え、盤石な運用サポート体制を確立することで、これらの要請に応えている。「NECは、今回の震災以前からデータセンターの品質向上への取り組みを続けてきました。データセンターの質が企業のBCPを左右するということが認知されてきた現在、その強みをますます発揮していけると考えています」とNECの荒牧 伸一氏は説明する。
NECでは、ユーザーの利便性確保とリスク分散を狙いとして、北海道から沖縄に至る全国55カ所にデータセンターを展開している。" rel="lightbox" href="images/image6_1l.jpg">
図1 NECグループのデータセンター
NECでは、ユーザーの利便性確保とリスク分散を狙いとして、北海道から沖縄に至る全国55カ所にデータセンターを展開している。
NECでは、ユーザーの利便性確保とリスク分散を狙いとして、北海道から沖縄に至る全国55カ所にデータセンターを展開している。" rel="lightbox" href="images/image6_1l.jpg">(図はクリックで拡大表示できます)
NECがグループとして全国に展開するデータセンターは全55カ所。そのうち11カ所は主力データセンターとして首都圏・関西圏を中心に配置されており、残りの44カ所は地域データセンターとして北海道から沖縄に至る各地に分散配置されている(図1)。
データセンターの開設にあたり同社が重視するポイントは、「立地」「設備」「運用」の3点。「これらをトータルに満たすことができて、初めて安全・安心に対するお客様の要望に応えることができるわけです」と荒牧氏は強調する。
まず一つ目の「立地」について、NECはデータセンターの設置場所に関する厳しい基準を設けている。「立地を検討する際は、活断層からの距離、水害や液状化の危険性などを含む地盤の状態など、独自の基準に基づき、多くの観点から厳しく審査しています」と荒牧氏は話す。
全国55カ所のデータセンターは、すべてこの基準を満たした立地に配備されている。「例えば、自治体様の中には、市外・県外にデータを持ち出すことを望まれないお客様もいらっしゃいます。そういったお客様のため、また有事の際すぐに駆けつけられる場所にあるデータセンターを使いたいというお客様のために、地域データセンターは全国各地に分散配置しています」と荒牧氏は解説する。
一方、主力データセンターはNECのクラウドサービス提供の中核拠点であり、非常にクリティカルな運用が要求される。「そのため、首都圏と関西圏の大きく2軸で展開することで被災リスクを分散し、かつそれらのセンター同士をネットワーク接続することで、データの相互バックアップや業務分散が可能な体制を構築しています」と荒牧氏は話す。
二つ目のポイントである「設備」については、様々な災害から顧客のシステムを守る工夫が行われている。データセンターの建屋は地震の揺れを吸収するための耐震・免震設備が施されている。電源設備も二重化対策が採られており、万一の停電が起きた場合でも、無停電電源装置(UPS)や非常用発電機によって安定した電源供給が行われるようになっている。さらに、24時間365日の警備とセキュリティ機器による入退出管理、監視カメラなどによって、顧客の大切な情報を守るセキュリティも実現している。
また、データセンターに設置されるクラウド基盤を構成するIT機器には、主に省スペース、省エネ、高効率運用を支えるものを採用している。具体的には、NECが誇る高密度プラットフォームと最新仮想化技術を活用。ラック当たりのサーバー稼働台数を飛躍的に向上させ、設置面積を従来比で約1/10にまで削減した。省電力に関しても、省電力テクノロジーを採用したサーバーやストレージ製品を採用するとともに、IT機器の省電力機能を最大限に引き出すため、ソフトウエアによる稼働制御も行っている。そのほか、ラックや配線、空調機器などについても熱効率に関する綿密なシミュレーションを実施したうえで設置するなど、徹底した省エネ化を図っている。
最後に、三つ目の「運用」については、全国のデータセンターの監視・運用業務を一元的に行う統合運用監視センターを設置。高度なスキルを持った専門運用SEが、全国どこのデータセンターに対しても均質なサポートを提供している。「なお、この統合運用監視センター自体も、BCPの観点から物理的な複数拠点に分散してあり、万一、1カ所が災害で稼働できなくなっても、別の拠点で運用・監視業務を継続できるようになっています」と荒牧氏は紹介する。
以上のようにNECでは、三つのポイントそれぞれの拡充を図ることで、万一の災害時にも顧客の基幹システムの稼働を支えられるデータセンターサービスを提供している。これは、NECが長年にわたり、データセンター自体の設備強化はもちろん、災害時対応ルールの策定、およびその確実な実施に向けた訓練などに取り組んできた成果だという。
「先の震災においても、地震の約10分後には、データセンターサービスを提供している部隊がいち早く対策本部を立ち上げ、およそ1時間以内には全国のデータセンターの設備や人員に問題がないことを確認しました」と荒牧氏はNECの震災時対応について話す。
さらに、2011年8月22日には、主力データセンターの新拠点「NEC関西第二データセンター」を兵庫県にオープンした。同センターの特長は、何よりもその安全性だ。先述の基準に基づき、標高200m、海岸線から20km、河川からも700mといった立地条件が確保されているほか、付近に活断層がない場所が選ばれている。「これは、全国のデータセンターの中でも高い安全レベルを満たしています」(荒牧氏)。また、万一の災害への対策として、無給油で48時間以上稼働可能な非常用発電機の具備や多方面からの給油体制を備えるなど、データセンター運営にまつわるNECの多彩なノウハウを結集し、安全・安心が追求されている。
主力データセンターには、顧客が独自に基幹システムを構築できる環境を提供する共通IT基盤サービスを整備。災害対策以外にも、運用を含めたITコストの最適化やIT部門の本業回帰といったメリットを提供する。" rel="lightbox" href="images/image6_2l.jpg">
図2 共通IT基盤サービスの概要
主力データセンターには、顧客が独自に基幹システムを構築できる環境を提供する共通IT基盤サービスを整備。災害対策以外にも、運用を含めたITコストの最適化やIT部門の本業回帰といったメリットを提供する。
主力データセンターには、顧客が独自に基幹システムを構築できる環境を提供する共通IT基盤サービスを整備。災害対策以外にも、運用を含めたITコストの最適化やIT部門の本業回帰といったメリットを提供する。" rel="lightbox" href="images/image6_2l.jpg">(図はクリックで拡大表示できます)
こうした堅牢な設備と強固な運用体制をベースに、NECの主力データセンターでは、企業の重要システムを預かるハウジングサービスや、企業の基幹システムのクラウド化を担う多彩なサービスを展開している。特に、後者の土台となるのがNECの「共通IT基盤サービス」だ(図2)。
「共通IT基盤サービスとは、ハードウエアやOS、ミドルウエアなどのIT基盤を標準化・共通化したもの。NEC自身がその上にクラウドサービス提供のためのシステムを構築して利用するほかにも、顧客がこの基盤上に独自の基幹システムを構築し、明確なSLAに基づく運用をNECに任せることができるようになっています」とNECの上野 勝之氏は説明する。
NECによる共通IT基盤サービスの一例が、「RIACUBE」だ。2008年の提供開始以来、既に2700パターンのサービスメニューを展開しているが、さらに2011年1月には仮想環境に特化し、構成のシンプル化とリソースプールを強化した「RIACUBE-V」の提供も開始。RIACUBEシリーズの強みは、基幹系などミッションクリティカルなシステムの安全運用までを担保できる、手厚いサービス体制にある。
「RIACUBEは、NECが自社基幹システムのクラウド化で得たノウハウを注ぎ込んだクラウド基盤サービス。基幹系・バックオフィス系のサービスまでを支えられる高品質な運用体制が最大の特長です」と上野氏は話す。
一方、Web系・フロントオフィス系のアプリケーションや開発環境など、より低コスト・即時性が求められる業務に向けては、「BIGLOBEクラウドホスティング」を提供。「これは、お客様自身が仮想サーバー環境をオンデマンドで利用できるサービスです。ブラウザから最短5分でのシステム構築も可能で、現在まで200を超える法人のお客様にご利用いただいています」と上野氏は説明する。実際、3月の震災においても、被災地の大学において、早急に在学生の安否確認と入試情報の連絡用サーバーを立ち上げて難を逃れた例があるという。“高品質運用”のRIACUBEと、“スピード”のBIGLOBEクラウドホスティング。これらを用途や状況に応じて選択できることは、BCPを考えるユーザーにとって重要なメリットといえるだろう。
堅牢なデータセンターを基盤とした各種クラウドサービスをはじめ、様々なソリューションによって、企業のBCP対策をめぐるニーズに応えるNEC。グループが総力を挙げて取り組むその動向には、今後も注目が必要だ。
クラウドサービス・アウトソーシングサービス
「NEC関西第二データセンター」リーフレット
重要なITシステムの保護を検討している企業担当者は必見!立地条件や、施設の安全性、強固なセキュリティ、冗長化された電源設備など、関西エリアの主力大規模・郊外型データセンターの全貌を詳しく紹介する。
共通IT基盤サービス「RIACUBE」リーフレット
顧客ニーズに合わせたITインフラを“サービス”として提供する「RIACUBE(リアキューブ)」。コスト削減や運用負荷削減をはじめとした同サービスのメリットやサービスの特長、さらにはシステムの提供イメージなどをわかりやすく紹介する。
オンデマンドクラウド基盤(IaaS)
「BIGLOBEクラウドホスティング」リーフレット
最短5分でオンデマンドにサーバーリソースを利用できる「BIGLOBEクラウドホスティング」。本リーフレットでは同サービスが誇る高信頼性の秘密や、多彩なメニューの一覧、便利なオプションサービス、価格、導入までの流れをわかりやすく解説している。
VOL.1 BCP 事業継続計画を立てたい
VOL.2 コミュニケーション 途絶えない通信手段を確保したい
VOL.3 バックアップ データを迅速かつ確実に保護したい
VOL.4 シンクライアント 出社困難時にも業務を継続したい
VOL.5 自治体クラウド 住民サービスを継続させたい
VOL.6 データセンター 重要なデータ・システムを守りたい
NEC サービス事業本部 インフォメーションデスク
TEL:0120-78-0962(フリーダイヤル)
窓口営業時間:9:00-12:00、13:00-17:00(土日祝日およびNECの特別休日は除く)
URL:http://www.nec.co.jp/outsourcing/
MAIL:info@ebiz.jp.nec.com
RIACUBE
RIACUBE-V
データセンターサービス
BIGLOBEクラウドホスティング
=0)document.write(unescape('%3C')+'\!-'+'-')
//-->
';
document.write(GU);
// -->
var _rsCI="nikkeibp";
var _rsCG="itpro10-special";
var _rsDN="//secure-jp.imrworldwide.com/";
var _rsIP=1;
ttp://rss.rssad.jp/rss/ad/sV2ZfrRWcn9y/900zloRl9Grv?type=2&ent=7c7c2ca5edf5e80883501f1fa7e682f0
「呆気ない」と言う言葉があります。
ものごとが思ったよりも貧弱、非力または簡単で、物足りない。また、
想像に反して容易で張り合いがない。
何か呆気ないと言われるとちょっと面白くなるのは私だけ、、、w?
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