「さくら」８７分の１で焼き上げた　有田焼で九州新幹線
　佐賀県有田町にある県窯業（ようぎょう）技術センターは、九州新幹線を走る「さくら」のミニチュアを有田焼で作り、８日公開した。８７分の１の大きさで忠実に再現した。

　本物のＮ７００系の車体が伝統的な青磁の白藍（しらあい）色を採用したことに着想を得て、２カ月がかりで制作した。鹿児島ルートが全線開通する１２日から新鳥栖駅で展示される。

　多くの人に九州を訪れてほしいと、行き先表示は「鹿児島中央」。センターの勝木宏昭所長は「新鳥栖で降りてミニチュアを見て、有田にも足を延ばして」と期待する。


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