２０日午前２時２５分ごろ、熊本県山鹿市熊入町の無職長瀬弘さん（７７）方から出火し、木造２階建て住宅約２００平方メートルが全焼した。約１時間後に消し止められたが、焼け跡から３人の遺体が見つかった。

　山鹿署によると、長瀬さんは４人家族。長瀬さんと長男の無職幸広さん（４８）、三男の無職弘文さん（３７）と連絡が取れなくなっており、遺体はこの３人とみて身元の確認を急ぎ、出火元や火事の原因を調べている。長瀬さんの妻由伊子さん（７４）は避難して無事だったという。

　同署や山鹿植木広域消防本部によると、出火当時、４人はいずれも自宅で就寝中だった。由伊子さんは火災警報器が鳴っているのに気付き、隣で寝ていた長瀬さんに声をかけ、近所の家に行って１１９番通報を依頼。自宅に引き返そうとしたところ、すでに火が燃え広がり、家に入ることができない状態だったという。

　現場は山鹿市役所から北西に約１キロの国道３号沿い。民家や商店が立ち並んでいる。


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「与えるの取ると為るを知る」という慣用句があります。
与えることが実は得ることになるのだということ。
人民から吸い取ろうとするだけでは却って従わず、思うように得られない
こと。
なるほど、結構深い言葉ですね。与えるという行動から得るものがある！

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