栃木県鹿沼市で先月１８日、集団登校中の児童の列にクレーン車が突っ込み、６人が死亡した事故で、宇都宮地検は９日、運転していた柴田将人容疑者（２６）＝同県日光市＝を自動車運転過失致死罪で起訴した。

　発表などによると、柴田容疑者はてんかんの持病があり、７、８年前から人身事故や物損事故を数件起こしていた。一般的には薬を服用すれば発作は防ぐことができ、運転も可能だが、同容疑者の場合は、医師から運転しないよう指導されていたという。

　同容疑者は指導を無視する形で４月１８日午前７時４５分ごろ、鹿沼市樅山（もみやま）町の国道２９３号でクレーン車（１２トン）を運転中、発作を発症。同市立北押原小の児童の列に突っ込み、小学４〜６年生の児童６人を死亡させる事故を起こしたとされる。

　地検などは、より重い危険運転致死罪の適用も検討したが、同罪は「飲酒や薬物の影響による」と規定されており、断念したという。

　柴田容疑者は２００８年４月にも同市内で乗用車を運転中に小５の児童をはねて重傷を負わせ、宇都宮地裁から執行猶予付きの有罪判決を受けている。当時、県警はてんかんの疑いがあるとみていたが、本人や家族に否定され、「居眠りをしていた」との供述に基づいて捜査。判決も居眠り運転と認定した。

　宇都宮地検の高瀬一嘉次席検事はこの日の起訴に当たり、「（当時、てんかんについて）捜査がなされていれば本件の事故はおこりえなかった可能性が高い。そういう意味で残念に思っている」と話した。

■てんかん協会「申告せずに免許申請取ったのなら遺憾」

　日本てんかん協会の担当者は、今回の事故について「運転手が病気を申告せずに免許を取っていたとしたら、社会的責任が欠如していると言わざるを得ない。てんかんのある人たちの多くが治療や生活の自己管理に努力を払い、法律に従って運転免許を取得したり、取り消されたりしている中で、（運転手の行為は）極めて遺憾」と話す。



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「生き神様」という言葉があります。
生きてる神。人の形を取って現れる神。現存している徳の高い
人や優れた人を崇めていう言葉。生き仏。
人間国宝みたいなもんですかね、違うか、、ｗ
人間どんな生き方が正しいのか、決めるのは自分です。


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