大相撲の八百長問題で、日本相撲協会の大相撲新生委員会（委員長＝島村宜伸・元文相）は１５日、力士による支度部屋への携帯電話持ち込み禁止などを盛り込んだ八百長の再発防止策を協会に提言した。協会は提言を基に４月中に防止策を決め、夏場所（５月８日初日、東京・国技館）から適用する。

　防止策は８項目で構成。それぞれの項目ごとに、協会が取り組むべき具体的な行動や禁止事項などを盛り込んだ。力士同士の私語が目立つなどの問題が指摘される支度部屋の規律強化策として、監察委員の親方が常に待機して力士の行動をチェック。力士らが携帯電話を持ち込むことを禁止する、としている。

　また、八百長の情報を力士らから「内部告発」で受け付けるホットラインの電話を、監察委員会に設ける。取組をチェックする監察委員の親方も増員する。また観客にも土俵上の取組の「質」をチェックしてもらう方法を検討するよう求めた。

　協会はこれらの提言を受けてこの日の理事会で、１９７２年１月施行の「故意による無気力相撲懲罰規定」を改定した。これまで除名、引退勧告、出場停止、減給、譴責（けんせき）の５段階だった、「無気力相撲」を取った力士の処罰規定から、減給と譴責を外し、解雇を加えて罰則を強化した。実際に八百長をした力士だけでなく、約束や要求した場合も処罰対象に加えた。

　八百長と認定されなくても、「敢闘精神に著しく欠ける」相撲を取ったと見なされた力士は、協会が厳重注意し、１場所で２度、注意を受けた力士には休場を勧告する。

　ただ、検討段階で議論された支度部屋への監視カメラの設置などは、力士のプライバシーに配慮して提言には盛り込まれず、基本的には力士自身の自覚に委ねる形となった。

　放駒理事長（元大関魁傑）は「この規定が使われないように、（力士らは）みんな自覚して、良い、素晴らしい相撲を見せて欲しい」と語った。島村委員長は「提言が相撲界改革の大きな糧になればうれしい」と話した。


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「頭を下げる」と言いますね。
お辞儀をする。頼む、相手の力に屈する、降参する。謝る、許しを請う。
感心する。といった意味ですね。頭が上がらないとかも似た意味でしょう
ね。あいつには頭が上がらないって言われたいな〜。。いつかｗ

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