昼寝公認で学力アップ　福岡・明善高、健康にも効果
　福岡県久留米市の県立明善高校が、昼休みに１５分ほど「午睡（ごすい）」の時間を設ける取り組みを６年近く続けている。「午後の授業の集中力が増して成績が上がり、大学の合格率もアップしている」と同校。生徒の体調も安定するという効果も出ている。

　１１日午後０時５０分、校内にチャイムが響いた。「ただいまからエネルギー充電のための午睡タイムに入ります」という呼びかけが校内放送で流れ、モーツァルトの曲が流れる。照明を消し、ブラインドを下ろした教室では、多くの生徒が机で眠りについた。

　ほぼ毎日昼寝を取っているという２年生の久保田裕基君（１７）は「朝５時半に起きてうきは市から通っているが、午後に眠いことがなくなった。授業がはかどる」。小林由実さん（１７）も「起きたらすっきり。ソフトテニスの部活をして帰っても、家で眠くならない」と話す。

　同校で昼寝が始まったのは、２００５年６月。その直前、昼寝の導入を同校に勧めた久留米大学医学部の内村直尚教授（睡眠医学）が生徒に募ったアンケートでは、９割近い生徒が、午後の授業で我慢できないくらいの強い眠気を感じていたという結果が出た。

　午睡の時間が始まってから１年半後のアンケートでは、週３回以上昼寝した生徒が強い眠気を感じる割合は８割を切った。「平日の午後に頭がすっきりしているか」との問いに、昼寝している生徒の６割が「すっきりしている」と答えたのに対し、昼寝をしていない生徒は４割だった。

　成績が向上したかとの問いには、昼寝を取っている生徒の４割が「向上した」と答えた一方で、取っていない生徒は３割にとどまった。昼寝をした日数が多い生徒ほど、「向上した」と答えた割合が高かった。

　健康面でも変化が出ている。１年間に保健室を利用する平均回数は、０２年度が１人当たり４．２２回だったが、０７年度には２．８７回までに減ったという。



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株はよくわかりませんが聞く人によって意見が違うのは面白いですよね。
でも結局損をしたとしても自分の持ち株の分だけ損益が出たという
事ですよねぇ、だから破産とかまではいかないはずなんですが。。

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