決議なく４．５億円融資　春日電機元社長ら、不正認識か
　元東証２部上場の電機部品メーカー「春日電機」の元役員らによる特別背任事件で、逮捕された元社長篠原猛容疑者（５３）らが、産業用機器製造会社「アインテスラ」に計４億５千万円を融資する際、本来必要な取締役会の決議を経ていなかったことが、警視庁への取材でわかった。篠原容疑者らは決議があったことにするよう話し合っていたといい、警視庁は、篠原容疑者らが不適切な融資と認識していたとみている。

　春日電機の当時の取締役は、篠原容疑者、大槻洋（４２）、佐藤将（６１）の両容疑者ともう１人の計４人。同社では、３千万円以上を融資する場合は取締役会の決議が必要とされていた。

　また、ア社は篠原容疑者らが実質的に経営している。

　捜査関係者によると、春日電機からア社には、２００８年６月３０日から７月７日にかけ３回にわたり計１億円の融資金が支払われた。これらの融資については同月７日に取締役会が開催され、決議されたという。

　さらに、７月１６日に２億円、同月１７日に２億５千万円の融資が実行された。篠原容疑者らはこの直前、融資について協議し、融資を決定。多額の追加融資のため、取締役会を開けば監査役から反対され、融資が実行できなくなることを懸念し、取締役会を開かなかった。篠原容疑者の指示を受けた大槻容疑者らが経理担当者に送金を指示したり、それぞれの融資についてア社との契約書を作成したりしたという。

　融資された計５億５千万円のうち約３億８千万円が焦げ付いた。捜査関係者によると、篠原容疑者は調べに「２億円と２億５千万円の融資も取締役会を開いたことにしようと他の取締役と話し合った」と供述しているという。


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かわいい子には旅をさせろ、とか、虎穴にいらずんば虎子を得ず、とか
ありますが、かわいい子に旅をさせるのは本当心配ですよ〜、、。。
すごく愛しているから失敗してほしくないんですよね。。
でも本人にはそれは伝わらない、、、。悲しいすれ違いです。。。

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