霧島連山の新燃岳、２７日朝も噴煙　交通への影響続く
　宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳（しんもえだけ、１４２１メートル）の小規模噴火は、２７日も両県で降灰の影響が続いている。２６日夕以降、ＪＲ３路線で運転を見合わせる区間が出ており、宮崎自動車道も一部区間で通行止めが続いている。降灰の多かった地域の国道では清掃車が除灰作業を始めた。

　福岡管区気象台などによると、新燃岳は２６日午後３時半に小規模な噴火を起こし、噴煙の高さは火口縁から約２千メートルに達した。２７日朝も噴煙を上げており、火山性微動が続いている。

　新燃岳の東に位置する宮崎県高原町の女性（８２）によると、自宅からは噴煙が見え、２７日未明には約３時間にわたって自宅がガタガタと揺れ続けたという。女性は「恐ろしいの何のって。こんな目に遭ったのは初めて」と話した。同町では９世帯１４人が一時自主避難した。

　ＪＲ九州の宮崎総合鉄道事業部によると、２７日午前１１時現在の運休や部分運休は、日豊線の田野（宮崎市）―国分（鹿児島県霧島市）▽日南線の青島（宮崎市）―志布志（鹿児島県志布志市）▽吉都線の都城（宮崎県都城市）―吉松（鹿児島県湧水町）の３路線３区間。通勤や通学の利用者らに影響が出ている。

　国土交通省の宮崎河川国道事務所によると、２７日午前６時から、宮崎県都城市の国道１０号と、日南、串間両市の国道２２０号に清掃車を出し、灰の撤去作業を始めた。

　宮崎県警によると、宮崎自動車道の高原ＩＣ―田野ＩＣが２６日夕から通行止めとなっている。復旧の見通しは立っていないという。

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　２６日夜から２７日朝にかけて、九州の広い範囲で、火山が爆発した時に噴火の衝撃波が空気を伝わる「空振（くうしん）」や鳴動が観測された。気象庁は宮崎、鹿児島県境の霧島連山・新燃岳の噴火が原因とみている。



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「家貧しくて良妻を思う」という慣用句があります。
家が貧しくなると、家庭を切り盛りしてくれる良い妻が欲しい
と思う。国や組織が乱れると、良き大臣や補佐役が必要になる
という喩え。です。
今の日本に良妻はいませんね、、、、。

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