ＮＨＫ、福祉大相撲の開催中止　「混乱の中、困難」
　大相撲力士らによる八百長問題で、ＮＨＫは３日、１１日に東京・国技館で開催する予定だった「ＮＨＫ福祉大相撲」の中止を決めた。フジテレビも、６日に同館で主催予定の大相撲トーナメントの中止を明らかにした。長年、相撲中継を続けてきたＮＨＫなどによる関連行事の相次ぐ中止で、日本相撲協会は、春場所（３月１３日初日）の通常通りの開催に向け厳しい対応を迫られることになる。

　ＮＨＫの松本正之会長はこの日の定例記者会見で、福祉大相撲について「不祥事による混乱が続くなかで実施は困難」と述べた。福祉大相撲はＮＨＫとＮＨＫ厚生文化事業団の主催。収益は福祉事業にあてられていた。すでに売られた約３千枚の入場券は払い戻しをする。

　春場所の中継について松本会長は「これまでとは別次元の極めて重大な事態だと受け止めている。放送するかどうか以前の深刻な問題。日本相撲協会の調査を重大な関心を持って見守りたい」と厳しい姿勢を示した。

　ＮＨＫは、昨夏の野球賭博問題の際には名古屋場所の中継を見送っている。その上で松本会長が現状を「別次元」とさらに重く位置づけたことから、このまま春場所が開かれても中継見送りは避けられそうにない情勢だ。

　ＮＨＫによると、八百長問題について視聴者から寄せられた声は３日正午までで約４３０件。ほぼ半数が中継に関するもので、そのほとんどが中継中止を求める意見だという。

　フジテレビも大相撲トーナメントの中止に伴い、入場券を払い戻す。

　一方、相撲協会の放駒理事長（元大関魁傑）はこの日、監督官庁である文部科学省を訪れ、鈴木寛・副大臣に「野球賭博に続いて新しい問題が起き、大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪した。鈴木副大臣は今回の八百長疑惑について「国技である相撲の根幹を揺るがしかねない深刻な問題」と指摘した。

　文科省は、協会を法人税の減免措置などを受けられる公益法人として認可し続けるかどうかを判断するため、早期の実態調査や、八百長関与者の広がり、協会のガバナンス（統治能力）の整備の行方を注視する方針だ。

　協会が設けた特別調査委員会（座長＝伊藤滋・早大特命教授）はこの日、八百長への関与を認めた十両の千代白鵬（２７）＝九重部屋▽元幕内春日錦の竹縄親方（３５）＝春日野部屋▽三段目の恵那司（３１）＝入間川部屋＝の３人を含む１４人のうち、３人から事情を聴いた。４日にさらに５人、５日には残る６人から事情を聴取し、調査結果を６日の臨時理事会に報告する。


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映画を愛する私ですが、最近忙しくてとんと観てないですねぇ。
今の生活は色んな意味で忙しくてめまぐるしいですが、
ひと段落ついたらゆっくり映画でも観たいですね〜。
て、なかなか実現しないんですよね、こういうのってｗｗｗ



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