スクールバス事故、児童２０人けが　岡山県新見市
　７日午前７時４５分ごろ、岡山県新見市新見の県道で、スクールバスがクレーン車のアームに接触し、さらに自動車販売会社の事務所に突っ込んだ。新見署や新見市消防本部によると、バスに乗っていた児童２０人が軽傷。事務所にいた４０代の男性も軽いけがをし、計２１人が病院に運ばれた。バスの運転手（６２）にけがはなかった。

　新見署によると、県道沿いの敷地からクレーン車が道に出ようとした際、アーム部分が右から走ってきたバスに接触。バスは、はずみで左側の沿道の事務所に突っ込んだという。

　スクールバスは、新見市立思誠（しせい）小学校（同市新見、児童数４３０人）の児童送迎専用のバス。運行する備北バス（岡山県高梁市）によると、午前７時３５分に同小学校の北約４キロにあるバス停を出発し、午前７時５５分に同小学校に到着する予定だった。同小学校によると、児童５１人が乗っていたという。

　病院に運ばれなかった児童は、事故現場に保護者が迎えに来たり、そのまま登校したりしているという。

　近所の男性（６３）によると、ドーンという大きな音がして自宅２階から外をみると、バスが隣の事務所に正面から突っ込んでいた。すぐに小学２年の孫の女児が乗っているスクールバスと気づき、駆けつけた。

　運転手や近所の人たち約１０人が、バスの右後ろにある非常口から子どもたちを抱え、おろしていたという。子どもたちは顔から血や鼻血を出していて、泣いている子もいた。男性は「孫も目のまわりから血を出していた。青ざめた」と話した。

　スクールバスの男性運転手によると、３０メートルほど手前でクレーン車が道路に出てくるのに気づいたという。「中央線を越え反対車線に出ようとしたが対向車がいてよけきれず、クレーン車がそのまま道路に出てきたためアームに接触した」と話している。

　クレーン車は、地元の建設会社の所有。運転手（５７）によると、市内の建設現場に向かうために道路沿いにある会社敷地から出ようとした際、運転席から長さ約５メートル伸びているアームの先端部がバスと接触したという。


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「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉があります。
質の悪い人間が蔓延って、優れた人間が姿を消すということ。悪が栄え
善が滅びるということ。。
いやーやっぱり最後に勝つのは悪なんでしょうか、、、、。。

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