最速「はやぶさ」静かで快適　東北新幹線３月デビュー
　ＪＲ東日本は１６日、東北新幹線の仙台―新青森で、新型車両「Ｅ５系」の報道関係者向け試乗会を開いた。３月５日から「はやぶさ」として運転が始まる。

　はやぶさは最高時速３００キロで運転を始め、２０１３年３月からは国内最速の時速３２０キロで走る。高速走行に欠かせないのが騒音対策だ。先頭車両の先端が約１５メートルの「ロングノーズ」になっているのは、トンネル走行時の騒音を抑えるためだ。車輪の側面もカバーで覆って走行音を減らした。パンタグラフにも遮音板を付けた。

　乗り心地にもこだわった。高速走行時の横揺れを防ぐため、車体の傾きをセンサーで制御する新型のサスペンションを初めて全車両に搭載した。カーブ通過時は車両下部の空気バネが振動を吸収し、車体を傾斜させて遠心力を緩和する。

　新幹線初のファーストクラス「グランクラス」に注目が集まるが、普通車も座席の幅と前後の間隔を広げた。女性専用トイレもある。

　「はやぶさ」は、東京―新青森を１日２往復、東京―仙台を１往復する。（宮嶋加菜子）



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「誂え向き」といいますね。(あつらえむき)
特別に注文したとおりにできていること。また、出来合いではない誂えた
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