覚悟の父「対面はいつ」　ＮＺ地震、川端さん死亡確認
　娘の死亡確認の知らせに、父は覚悟をしていたかのように、静かに耳を傾けた。

　ニュージーランド南部地震で死亡が確認された川端恭子さん（２０）＝奈良女子大学文学部２年生＝は、多数の学生が被災した富山市立富山外国語専門学校教授の川端国昭さん（５８）の四女だ。

　現地警察からの説明に立ち会った現地対策本部の山花郁夫外務政務官によると、恭子さんの死亡は８日夜に告げられた。山花氏が「お伝えしなければならないことがございます」と切り出すと、国昭さんは「はい」と短く答えた。

　国昭さんは、現地警察の担当者と英語でやりとりした。担当者が恭子さんの氏名や生年月日を確認したうえで、「学生証など身につけていたものの情報と一致した」と告知した。歯型など複数の資料でも照合した。

　国昭さんは取り乱すことなく、法的な手続きを進めた。「もうちょっと発見が遅くなると思っていた」とも漏らしたという。

　ただ一つ、警察側に問いかけた。「いつ対面できるのでしょうか」

　英語が得意科目で、子どもの頃から周囲に教師になる夢を語っていた恭子さん。川端さん一家の知人は「父の背を見て、英語の先生になりたい気持ちがあったのだろう」と推し量る。出身高校で担任だった男性教諭（４４）は「英語を学んで、語学力を生かして仕事に就きたいと願っていた」と振り返る。

　大学は文学部の言語文化学科を選んだ。大学によると「極めて優秀で、率先して質問するなど授業にも熱心に取り組んでいた」という。

　同時に留学資金を稼ごうと、大学入学直後から奈良市のホテル日航奈良で宴会会場の配膳係のアルバイトを続けていた。「明るく熱心な仕事ぶりで、仕事仲間からの信頼もあつかった」という。

　語学研修の場所として選んだのは、国昭さんが勤める専門学校の学生らと同じクライストチャーチの「キングスエデュケーション」だった。



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「わわしい女は夫を食う」という怖いことわざがあります。
口やかましい妻は夫を駄目にするという意味らしいです。
いや、いい言葉ですね！うちのにも聞かせてやろうｗ
そうしたらまた口やかましく言われて、、、悪循環〜〜〜♪

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